祭 神:建速須佐乃男大神 大山咋大神 宇佐若宮下照姫大神 八幡大神 地主大神 説 明:天智天皇が近江大津宮へ遷都の際(西暦667年)、都の鎮護 として、須佐乃男命を志賀の長等山岩座田にの地に祀られたの が、始まりなのだそうです。 今の地に遷されたのが、天喜2年(西暦1054年)その時の この地の地名は、「神出」と呼んだらしいですね。 しかし、もとは須佐乃男命だけの祭祀ということですが、どう いう経緯で、今の顔ぶれになったことやら。 宇佐若宮下照姫というのは、天稚彦の妻であるところの下照姫 とは違うのでしょう。 下照姫という名前は、山の端が白く明るくなってくる、朝日の 出を連想します。山の神様だったのかも知れませんね。 住 所:滋賀県大津市三井寺町4−1 電話番号:077−522−4411 ひとこと:この神社の見所は、楼門ですかねぇ。 お寺なら、これを仁王と呼ぶのでしょうが・・・。 神社の場合は・・・狛犬じゃないから、狛人? いや、「狛」も犬のことですからね。「狛」が雄犬・「犬」が 牝犬なんです。ってことは、 男人女人・・・。いや、両方とも男ですね。 なんと呼びましょう? 「神社の守護神」ですかね。妙に捻ることもないか。 さて、この神社の末社に、「笠森神社」があります。 祭神は不詳、由緒も不詳。しかし、9月中旬になると社殿近く の松(樹齢数百年・が、今はナシ。残念)の頂きに、比叡山か ら鞍馬山へ行く途中の天狗が立ち寄ったなんていう伝説が残っ ております。