祭 神:崇徳天皇 淳仁天皇 説 明:崇徳天皇については、「雨月物語」の、「白峰」に詳しいで す。75代天皇に即位したが、すぐに、三歳の近衛天皇に譲 位。その後自分の息子でなく、同母弟の後白河天皇に帝位を 奪われたことに立腹し、保元の乱を起こし、香川は白峰に流 されそこで落命。「御霊」となって自分を陥れた人々を苦し めた、とあります。 また、淳仁天皇は、47代天皇ですが、弓削道鏡らの謀計に より(と言われています、が、物部氏である道鏡に罪を背負 わせ真犯人はけろけろ他人事のような顔をしていた・・・な んて説もあります)淡路島に配流。崩御。 その後、和気清麿により、道鏡は討たれます。 住 所:京都市上京区今出川通り堀川東入る飛鳥井町261番地 電話番号:075−441−3801 ひとこと:つまり、ここも悲運のうちに亡くなった天皇をお祀りされて いる神社です。 ただし、創建は明治ですから、それほど古い神社ではありま せん。 それよりも面白いのは、こちらの地主社に祭祀されている、 精大明神でしょう。「鞠」の神様なのです。 っていうことで、「球技の神様」として、サッカー選手など が、参拝されているようです。 4月14日の春季例大祭淳仁天皇祭では、「蹴鞠」の儀式が 執り行われるようです。 蹴鞠は、確かにボールを蹴るというところはサッカーと似て いますが、ルールなどを考えるに、「手を使わない」以外、 どっこも似てないよなぁ・・・。とケチをつけたくなるのが、 私の不信心なところ。 いやいや、ありがたい。ありがたい。ねっ?