祭 神:健御名方大神 比売神 説 明:健御名方(たけみなかた)大神は、出雲の国王・大国主命の 息子で、高天原からの国譲りに最後まで反対した武勇の人で す。 しかし、武勇抜群でありながら、暴風を防ぎ、兇暴を掃攘し、 民草の薫化善導に努め、父兄の国造りを補佐されたという、 人格にも優れた人物なのだそうです。 比売神は、ご一族を率いて土地を開き、農桑機織の業を指導 し給うなどの功績の神様です。 創建は、千六百有余年の昔、人皇第16代仁徳天皇の御代、 皇后八田皇女の離宮鎮護神として建てられたものなのだそう です。 住 所:兵庫県神戸市中央区諏訪山町5−1 電話番号:078−221−3481 ひとこと:やっぱり、等高線入りの地図を買おうと思いました。 一の鳥居をくぐってから、どれだけの汗をかいたことでしょ う。 途中、自動販売機で、お茶を買ってしまいました。 でも、由緒のある神社。一目みたい、一目・・・と、登って きたら、なんか、なんか、違和感、なぜだ??? 奉納品についてる奉納者名に横文字が多いんだ!!そうか、 ここは神戸、すぐ東には異人館が建ち並んでいるのでした。 健御名方大神という神様は、登場のし方が度肝を抜きます。 伊邪那岐命が、黄泉の国とこの国との区切りをつけるために 置いた、千引きの石を片手で振り回して、敵(国譲りを迫る 高天原からの遣い)に応対するのです。そして、あっさり、 敵方・建御雷大神との力較べで負けてしまうのですが・・・。 新約聖書、ヨハネの黙示録の予言に、「終末・地獄の蓋が開 く」ってのがありますが、一桁の世紀の時代、すでに東の国 では、地獄の蓋を振り回してる男神がいたということを、ヨ ハネは知らなかったでしょうね。 いや、もしも、ヨハネの予言どおりなのだとしたら、この出 雲国譲りの時代から、現在に至るまで、長い長い最終戦争 (ハルマゲドン)が続いているというわけで、ノストラダムス の予言どころじゃないですね(^-^;; 「かなり前から、恐怖の大王が降りてきてる」 迫力もなにも、ありゃしません。 ってなわけで、皆さん、もう、地獄の蓋は開いているのです。 ジタバタしてもしょうがないので、平常心で参りましょう!