祭 神:猿田彦大神 説 明:猿田彦大神は、瓊々杵尊が高天原からこの葦原中国に降臨した 時、道案内をしたと言われる神様です。 また、この神社の由緒によりますと、豪勇な気質・巨大な体躯 大きな鼻を持つ神様であると言われています・・・つまり、天 狗さんなんですね。 また、猿田彦大神のほかに、国底立神・気神・鬼神・太田神・ 興玉神という5つの御名をお持ちであるということです。 住 所:北海道小樽市天狗山 電話番号: ひとこと:すいません。この神社は、訪問した神社ではありません。 旦那が写真を撮ってきてくれたので、折角なので紹介させてく ださいね。 猿田彦大神は、日本では、江戸時代ごろに庚申信仰と結びつき ます。 庚申(こうしん)・かのえさるの日、人間のお腹の中に住む、 三戸(さんし)の虫が、体から抜け出て、天帝に宿り主の悪事 を言い付けに行くと信じられていたのです。 だから、この日は、村人は、村の庚申堂に集まり、一晩中、寝 ずに起きていなければなりません。そうやって見張っていない と、三戸の虫が出ていってしまうからです。 そして、告げ口(?)された悪事の内容により、その宿り主の 寿命は削られてしまうからです。 これを庚申待ちと言います。 ・・・とは言え、これはもとは苦行であったでしょうが、村人 が集まり、夜を明かして、飲み、食べ、騒ぐという娯楽と化し て行ったようです。 徹夜なんて、楽しまなきゃ、やってられないですよね。 この信仰は道教を源としているようです。 そして、本場中国では、仙人は、見張るなんてまどろっこしい ことをせずに、三戸の虫を退治しちゃうんだそうですが、これ は、素人には大変難しいようです(当然ですね)。 なんていいつつ、退治してしまったら、来年から庚申待ちの宴 会ができなくなるので、わざと退治しなかったのかも知れませ んね。