祭 神:月読尊 説 明:天照大神・素盞鳴尊と共に、黄泉の国から帰って来た伊邪那 岐命が禊祓をした時に化成した神様です。 天照大神が太陽で、月読尊は月なわけですが、一緒に空に現 れない理由として(昼間の月もありますが)日本書紀には、 こんな物語が描かれています。 天照大神の命で、葦原中国の保食神(うけもちのかみ)を訪 ねた月読命は、、饗応の宴で、保食神が、食べ物を口から吐 き出すのを見て怒り、この神を殺してしまうのです。 そして、保食神の遺体からは、多数の穀物が生えてくるので すが、月読命が高天原に帰ってこのことを天照大神に報告し たところ、天照大神は怒って、「汝は悪しき神なり、相見る べくもあらじ」と、別々の世界に住むことになった。と。 ・・・・・短気な姉弟でんな〜〜。 住 所:京都市西京区松室山添町15番地 電話番号: ひとこと:三姉弟の中でも一番地味なのが、この月読命ではないでしょ うか。 太陽よりは地味なのはしょうがないけど、「風」や「星」の ことだと言われる素盞鳴尊よりは派手だと思うのですが。 満ち欠けするのがいかんのでしょうかねぇ。 また、この「月読」という名前から、月の満ち欠けから天候 などを読む占いを司る神であるという説もありまして。 パフォーマンスが地味なんですな。多分。 「キェ〜〜〜」とか言わなかったんでしょう。 大阪のローカル番組で、いろんな占い師が集まって、次の総 理を占うなんて企画をやっていました。 「いわし占い」・・・いわしを投げて落ち方で占う。 「猿占い」・・・猿の扮装をして、バナナを食べる、その時の おいしさで占う。 などなど。派手っていうか、あほらしいっていうか、笑わせ てくれるパフォーマンスで見せてくれました。 これでは、占い師だか芸人さんだかわかりませんが、折角、 関西の神社に祭祀されてることですし、月読尊も、がんばっ てみてください(?)