祭 神:経津主命 表筒男命 中筒男命 底筒男命 品陀別気命 八重事代主命 説 明:主祭神の経津主命は、イザナギがカグツチ(イザナミは 火の化生であるカグツチを産んだことにより亡くなった) を切った時に化生した五百箇磐石(イホツイワムラ)の 子供であるといわれます。 また、建雷命と共に出雲に降り、国譲りの交渉をしたと 言う神様です。 住 所:大阪府八尾市南本町6丁目6−72 電話番号:0729−22−1465 ひとこと:さて、まず気になるのが、国譲りの立役者が二人並んで いることですね。即ち、天照大神側の使者:経津主命と、 出雲側のご意見番:事代主命です。事代主命は、国譲り に応じてはおりますが、わだかまりがなかったはずがな いではないですか。 経津主命は、物部氏が奉祭していた神様で、神武天皇を 守るため、建雷命が地に降ろした剣としても描かれてお り、この剣は、物部氏系の神社、石上神宮に鎮座すると 言われています。 事代主命は、国譲りに応じたとは言え、力のあった神様 で、宣託の神でもあったようです。 どちらも、数奇な運命にさらされた神様。どこかで、心 の通じるところがあったのかも知れません。 私が訪問した時、鳥居の下で、2羽の鳩が仲睦まじく、 寄り添っていました。あれは、経津主命と事代主命が、 「僕達仲良しなんだよ」って言っていたのかも知れません。