祭 神:波自加彌神 護國八幡大神 天照大神 春日大神 諏訪大神 少名彦神 白山比咩大神 稻荷大神 大國主神 菅原神 説 明:案内板が見づらく、平成祭データと内容が同じようなので、こちらを転載します。 「金沢市二日市町・花園八幡町入会地に鎮座し、波自加彌神(はじかみのかみ)、一国一社護国正八 幡神を主神とし、相殿に神明、春日、諏訪、薬師の神々を配祀する。 旧社格は郷社で、延喜式内の古社である。 創建は 718(養老2年)で、始め四坊高坂の黄金清水(こがねしょうず)に鎮座していたが、寿永 年間の源平合戦の砌、兵火のため社殿亡失し、現在地の田鹿(たぢか)八幡宮に遷座され、復合の 神社となったが、正四位上の神階をもつ波自加彌神が八幡神より上位と考えて、社名が今のものに 変更された。 田鹿八幡宮にとっては、庇を貸して母屋を取られたことになる。 波自加彌神は、調味医薬・五穀豊穣の神として全国に類例のない食産神(しょくさんしん)で、歯 でかんで辛(から)いもの即ち、生姜(しょうが)・山椒(さんしょう)・山葵(わさび)などの 古語で『薑(はじかみ)』を語源とする。 境内には、神功皇后の三韓征伐の折、朝鮮半島より医薬としての生姜を我が国に初めて伝えた、朝 臣武内宿禰命(たけのうちのすくねのみこと)を祀る摂社諶屏堂(せっしゃじんべいどう)が鎮座 し、生姜の古名を名乗る本社との関係が伺える。 古くはこの地方一帯が生姜の栽培地であったので、守護神として波自加彌神を祀ったことが起源と されるが、田近郷(たぢかごう)の総社として、その地名が田近、田鹿、波自加彌と転語したとの 説もある。 社前を流れる河原市用水は、1686(貞享3年)に完成したが、建設した中橋久左衛門は、本社の神 託によって現れた白狐の足跡をヒントに用水路とした」 住 所:石川県金沢市花園八幡町ハ165 電話番号: ひとこと:この地一帯で生姜を栽培していたから、生姜の神様を祀ったというのなら、いかにもアニミズムの 国らしいなと思います。 どんな神様なんだろ。 女神かな、男神かな? 想像力がかきたてられます。 御朱印やお守りにも生姜が描かれていて、とてもかわいらしい。 ただ……茗荷がどこにも描かれてないんですよ……。 生姜(兄う香)のパートナーは茗荷(妹う香)なのに!!!!!!! ちょっとだけ、残念なのでした(笑)