祭　　神：箱根大神　瓊瓊杵尊　彦火火出見尊　木花咲耶姫命
　　説　　明：境内案内板から引用します
　　　　　　「箱根神社は、古来、関東総鎮守箱根大権現と尊崇されてきた名社で、交通安全・心願成就・開運厄除に
　　　　　　　御神徳の高い運開きの神様として信仰されています。
　　　　　　　当社は、人皇第五代孝昭天皇の御代（二四００有余年前）聖占仙人が箱根山の駒ヶ岳より、同主峰の神
　　　　　　　山を神体山としてお祀りされて以来、関東における山岳信仰の一大霊場となりました。
　　　　　　　奈良朝の初期（約一二００年前）、萬巻上人は、ご神託により現在の地に里宮を建て、箱根三所権現と
　　　　　　　称え奉り、佛教とりわけ修験道と習合しました。平安朝初期、箱根路が開通しますと、往来の旅人は当
　　　　　　　社に道中安全を祈りました。
　　　　　　　鎌倉期、源頼朝は深く当神社を信仰し、二所詣（当社と伊豆山権現参詣）の風儀を生み、執権北条氏や
　　　　　　　戦国武将の徳川家康等、武家による崇敬の篤いお社として栄えました。
　　　　　　　近世、官道としての箱根道が整備され、箱根宿や関所が設けられますと、東西交通の要（交通安全祈願
　　　　　　　所）として当神社の崇敬は益々盛んになり、庶民信仰の聖地と変貌しました。
　　　　　　　こうして天下の険箱根山を駕籠で往来する時代からやがて自動車に変る近代日本へと移行しますが、そ
　　　　　　　の明治の初年には、神仏分離により関東総鎮守箱根権現は、箱根神社と改称されました。爾来、明治六
　　　　　　　年明治天皇・昭憲皇太后両陛下の御参拝をはじめ大正・昭和の現代に至るまで、各皇族方の参拝は相次
　　　　　　　いで行われました。
　　　　　　　最近では、昭和五十五年、昭和天皇・皇太后両陛下の御親拝につづいて翌五十六年、皇太子浩宮殿下も
　　　　　　　御参拝になりました。また、民間でも吉田茂元首相はじめ政財界人の参拝や年間二千万人を越える内外
　　　　　　　の観光客を迎えて、ご社頭は益々殷賑を加えているのも、箱根大神の御神威によるものであります。」
　　住　　所：神奈川県足柄下郡箱根町元箱根８０ー１
　　電話番号：
　　ひとこと：箱根神社の元社は九頭龍社とされており、九頭龍巡りの大詰めで参拝しました。
　　
　　　　　　　でも、箱根は仏教に上書きされすぎてて、何がなんだか(^^ゞ
　　　　　　　
　　　　　　　なぜ、湖畔のここに九頭龍が祀られているのか。
　　　　　　　景色が美しいのかとか、ここだけ湖が深いのかと観察してみましたが、それすらよくわかりませんでし
　　　　　　　た。
　　　　　　　
　　　　　　　ただ、このあたりにも「甲府盆地」があり、盆地湖を蹴破った英雄の話が登場します。
　　　　　　　信濃の九頭龍近辺にも、同じ話しがありますよね。
　　　　　　　九頭龍と灌漑に関わりがあるのなら、安曇氏が関わっているかもしれません。
　　　　　　　
　　　　　　　でも……文化の違いもあって、何もピンとこず……。