祭 神:大己貴命 説 明:案内板からご由緒を転載します。 「樫船神社は、大己貴命を祭神とする。 創建の年月は不詳であるが、当社に伝わっていた棟札によると、鎌倉時代初期の貞応元年(1222) 頃、村人たちが社殿を造営し、神像の各二体を奉納したという。 本殿には、木彫の神像三体と船の模型が安置されており、本殿の周囲には、豊受大神宮、稲荷神社 などの末社がある。また当社の南東約1kmには、宮寺の神宮寺があり、今も神仏習合による宗教行 事が行われている。 昭和六十三年九月 高槻市教育委員会 」 住 所:大阪府高槻市大字田能小字コブケ8 電話番号: ひとこと:亀岡市に鎮座する鍬山神社の御由緒に、 「社伝等によると、亀岡盆地が湖だった頃、大己貴命(大国主命)が、黒柄山に八人の神様を集め、 一艘の樫船に乗り、一把の鍬で浮田(請田)の峡を開き、肥沃な農地にされたと伝えます」 とあります。 この樫船神社は、この樫船が造られた土地に建立しているというのですが……。 結構な山の中で、細い道をズンズン行った末、階段をドンドン上らなければなりません。 ここで船が造られたのだとしたら、亀岡は本当に湖の中だったのだろうなと。 山の中腹なのですが、ちょっとした窪地にあたり、ここにいるとなんだか安心できるような雰囲気。 不思議な場所だと感じました。