祭 神:速瓶玉命 雨宮媛命 高橋神 火宮神 説 明:ご由緒書を引用します。 「御主神 国造速瓶玉命は、肥後一ノ宮阿蘇神社の主神 健磐龍命の第一の御子神にして、延喜 の制式内社(官社)に列せられて、阿蘇神社と同格の御社であり、父神健磐龍命の聖業を嗣が れ、阿蘇の開拓に水利にと国土開拓の大業をなされ、庶民に農耕を教え、畜産に植林に万幸を 与え衆庶を愛撫し、仁徳を施された。 この御聖徳と御功業により、第十代崇神天皇の朝に、阿蘇初代国造と定められ、同十八年(紀 元五八一年)御子惟人命(彦御子神)に勅せられて、阿蘇国造の神として、御居住の地(現在 地)を卜して鎮祭せられ、ことに二0六三年の歴史ある古いお社であります。 此の間上歴朝の尊崇はもとより、下万民の敬仰する所で、国司、藩司の崇敬も亦篤く、中世以 降においても肥後の大守細川氏も阿蘇神社と共に造営に、祭典に、代々藩費を共進せられ、現 在の社殿は寛文十二年(三二一年前)細川五代綱利公の御造営のものである。 古来、農神としての信仰篤く、五穀豊穣に晴を祈り、雨を乞ひ、又害虫消除に頗る霊験あらた かであり、近郷近在より其の時折りに祈願参拝も多く、近年には阿蘇の古社として遠来よりの 参拝も沢になりゆき之大神の偉大なる御恩頼を渇仰する故外ならない。 明治七年十月には県社に列せられた。」 住 所:熊本県阿蘇市一の宮町手野2280 電話番号: ひとこと:境内で会ったタクシーの運ちゃんによれば、阿蘇神社の元社だそうです。 ここ国造神社の三代目宮司さんが、今の阿蘇神社の場所に鎮座なさったと伝わっているとか。