祭 神:大己貴命 説 明:大神岩の案内板を引用します。 「大神岩(霊石) この岩は久須夜神社の祭神大己貴命が遊行されたと伝えられる遺跡です。 大己貴命は大国主命とも申し上げ、縁結びの神として広く知られています。 霊峰久須夜岳の象徴としてここに大神岩を祭祀し、参拝の皆様に良縁と福徳円 満家内安全がもたらされますようねがっています。 (この岩が狼に似ているところから、別名狼岩とも云われています)」 住 所:福井県小浜市宇久5‐4 電話番号: ひとこと:ご神体は、霊峰・久須夜ケ岳でしょう。 そしてその中腹に、この大神岩があります。 そして私が息をのんだのは、久須夜ケ岳中腹から見える常神半島、そして御神 島の美しさなんです。 もし久須夜ケ岳を神とする部族と、御神島を神とする部族がこの地に共存して いたとして、仲が悪かったはずがないと思いませんか? ここから東へ行った三方には、縄文草創期からの遺物が埋もれていた鳥浜貝塚 があります。 ここは水の底にあたっていたため、木製品も当時のまま出土したことで知られ ていますが、殺人のための武器は、一つたりとも見つかっていないそうです。 まぁ、縄文遺跡のほとんどにおいて、平和を思わせる遺物しかないんですけど ね。 この地に住んでいたひとたちは、どんな風に交流し、どんな風に神祭りをして いたのでしょう? 想像するだけで憧れずにいられない。 そんな場所なのです。