祭 神:底筒男神 中筒男神 表筒男神 神功皇后 説 明:ご由緒書を転載します。 「神功皇后(十四代仲哀天皇の后、十五代応神天皇の母后)が九州から難波に向かわれようとせられたところ、 どうした事か御船が動かなくなり、務古の水門にお帰りになり卜われましたところ住吉三神(底筒男命・中 筒男命・表筒男命)は『わが和魂を大津渟中倉之長峡にまつれ、そこで往来する船を見守ろう』と仰せられ たので、ここにその住吉三神をお祀りになりました。 (当社の起源、紀の年立では西紀二〇一年) 後に神功皇后を併せてお祀りして、当社御祭神は、住吉大神と神功皇后の四柱となりました」 住 所:兵庫県神戸市東灘区住吉宮町7-1-2 電話番号: ひとこと:兵庫県神社庁によると、主祭神は底筒男命一つ柱で、他の二筒男命と神功皇后は配祀となってます。 天児屋根命と大山津見命も配祀されてるってことになってるんだけど……。 帰宅してから気づいたので、神職さんに確認できませんでした(^^ゞ 三筒男命の中で、最初に生まれたのが底筒さんなんですよね。 住吉大社でも、第一本殿に底筒さんがお祀りされています。 「本住吉」の名や、由緒にあるように、日本書紀に記された大津渟中倉之長峡はここであり、大阪の住吉大社 は本住吉から勧請したものである……というのがこの神社の説なわけですけど、そう考える方が確かに自然。 神功皇后三韓出兵のとき、守護していた神々は、天照大神の荒魂と住吉神、稚姫神、事代主神。 凱旋の際、この神々はそれぞれ船から降りるのですが、天照大神の荒魂は廣田神社へ、稚姫神は生田神社へ、 そして事代主神は長田神社にそれぞれ祀られています。 すべて神戸市に鎮座。 住吉神だけ大阪ってのは、ちょっと不思議ですもんね。 ちなみに山口県にも住吉神社があり、こちらは住吉神の荒魂が祀られています。 長門国の一宮ですね。 博多の住吉神社にもお参りしなきゃなぁ……。 博多には行ったのに、なんで無視しちゃったろ(^^ゞ 次の機会には考えます。