祭 神:意富伊我都命 配祀:天照皇大御神 天津彦根命 説 明:境内案内板を転記します。 「意富伊我都命は天津彦根命ノ御孫ニシテ、額田部連ノ御祖神デアリ、第十九代允恭天皇(西暦440年)ノ 御世ニ御奉斎セラル。 延喜式神名帳ニ桑名郡郷額田神社也トアル。 明治十四年二十八日郷社に列セラル。 例祭日 十月十六日 額田神社。」 住 所:三重県桑名市大字増田40 電話番号: ひとこと:額田といえば、もっとも有名なのは、なんといっても額田大王ではないかと思われます。 彼女は歌の名手としても知られていますが、それ以上に、天智天皇と天武天皇の兄弟から愛され、奪い合 われたことが有名ではないでしょうか。 天智天皇の万葉集に収められた歌 香具山は 畝傍をおしと 耳成と 相あらそひき 神代より かくにあるらし 古も 然にあれこそ うつせみも 妻をあらそふらしき は、天武天皇と額田王を争ったことを詠んだ歌だとされていますね。 天智天皇と天武天皇が本当の兄弟なのかどうか、私は疑っていますが、少なくとも天智天皇は、天武天皇を 意識していたはずです。 そうでなければ、娘を二人も差し出さないでしょう。 そんなに気を使う相手から奪ってでも欲しかった女性……。 多分、ただ美しいからだけではないんじゃないかと私は思います。 額田部氏がどんな特徴をもつ氏族だったのか。 とりあえず、秋に参拝しましたら、むちゃくちゃ蚊にくわれました(^^ゞ