祭 神:大山祇命 説 明:境内案内板から、由来を引用します 「延喜式内社・山口神社は全部で十四社で、うち十三社まで県内にあります。 そのうち飛鳥・石寸(いわれ)・長谷・畝傍・耳成・忍坂(おっさか)の山口神社が最も大切に祀 られてきました。 ここの二代目楠の木は巨樹として有名ですが、初代楠の木は室町時代に京都の金閣寺を建立する時、 天井板として利用されたと言い伝えられ、その時倒れた先が隣村の忍坂まで届いたので、今も『木 の下』という地名が残っています」 住 所:奈良県桜井市赤尾42 電話番号: ひとこと:崇神天皇九年春三月十五日条に登場する大坂神の神社ではないかと考えられる神社です。 その部分を引用しますね。 「九年春三月十五日天皇の夢の中に、神人があらわれて教えていわれた。『赤の楯を八枚、赤の矛を 八本で、墨坂の神を祀りなさい。また黒の楯を八枚、黒の矛を八本で、大阪の神を祀りなさい』と。 四月十六日、夢の教えのままに、墨坂神。大坂神をお祀りになった」 このそばに墨坂神社もあるので、大坂=忍坂の可能性は高そうです。 しかし、ここ、忍坂にはいろいろなトピックがあるので、興味深いですね~。