祭 神:津速魂命 説 明:境内案内板から引用します 「酒屋神社は元、三宅村の西にあり、『延喜式巻九神名帳』によれば、丹比郡十一座の一つで『酒屋神社 (さかやのかみのやしろ)』と呼ばれる神社であった。 旧社地の西側に『酒蓋(さかぶた)池』という池があり、池の東北に『酒屋井』という井戸があって、 そこから神が出現されたので『酒屋権現』とも称されていた。 また光仁六年(815)の『神撰姓氏録』によると、河内國神別帳の項に、『中臣酒屋連津速魂命十九 世孫、真人連公の後也』とあり、この地に、屯倉の米と酒屋井の水とで酒を作り、朝廷に貢いでいた、 『中臣酒屋連』が居住し、その祖神を祀ったのではないかと思われる。 貞観七年(865)十二月、従五位下の位を授かり『酒屋神』と称された。 明治四十年(1907)四月、屯倉神社に合祀された。祭神として中臣酒屋連の祖神『津速魂命』を祀 っている」 住 所:大阪府松原市三宅中4-1-8 電話番号: ひとこと:中臣氏が酒造りを担っていたのですね。 このあたりは物部氏の本拠地でもあり、中臣氏(藤原氏)と物部氏の関係がとても気にかかっているの ですが……。 酒造りって、どういう人たちが担っていたのでしょうね?