祭 神:伊弉諾尊 大和武尊 説 明:境内の案内を転載します。 「仲哀天皇の御代村名もなく只茫々たる広野の中に六戸の小家あり、一羽の巨大なる白鳥 来たり、遥かに空中に舞うこと数日、人びと奇異に思いをなす。 白鳥翼を茂林に休む、これ今の”古木の森”伝う。 暫くして白鳥空高く飛ぶ、里人これ尋常の鳥でなく、日本武尊の神霊であろうと思えり。 白鳥一枚の白羽を落とす。人々之を拾い小箱に納め、岩上に置き、これを祀る。 元正天皇養老年中、白山頂上に白鳥来現し、泰澄大師に先立ち此地に至る。泰澄霊地な りとし、七堂伽藍を建立、白鳥寺を造営し、同時に白山頂上の伊弉諾尊を合祀し、一社 を創立す。即ち白鳥社なり。里人白鳥の舞いし所を白鳥村と名づく。 其後将軍足利義政の代、地頭当社永久保存の為、字外田に田七反を奉納せり。本殿は嘉 永五年再建、大工越前の名匠大久保吉郎右衛門、彫刻は尾州の名匠瀬川氏なり。 近接した土地に集落が営まれたのではないかと指摘しています。」 住 所:岐阜県郡上郡市白鳥町大字白鳥680番地の1 電話番号: ひとこと:白鳥が大和武尊の魂であるという認識が庶民にまで広がったのはいつのことでしょう? 個人的にはそんなに古くはないのではないか、と。 霊鳥の羽根をご神体とするのは、郡上八幡神社も同じ。 鳥に対して畏敬の念を抱く人々が住んでいた里だったのかもしれません。