祭 神:真奈胡神 説 明:境内案内板を転載します。 「2千年ほど昔、第11代天皇の第4皇女・倭姫命が天照大神のつかいの者として、ご鎮座する地を求め て大和から伊勢方面を旅していました。 旅の途中、倭姫命が流れの速い宮川が渡れず困っていたところ、近くに住んでいた真奈胡神がお出 迎えをして、川を渡してあげました。 倭姫命は真奈胡神の案内で、三瀬峠を越えて祝詞山の頂上に立ちました。 倭姫命は、この美しい土地を天照大神の鎮座する地に選びました。 これが瀧原宮の起源です。」 住 所:三重県度会郡大紀町三瀬川字久保海道94 電話番号: ひとこと:つまりこの神社は、伊勢神宮(皇大神宮)の摂社なんですね。 美しいリアス式海岸を持つ伊勢は、良い漁場であり、難攻の地であったと思われます。 きっと大昔から、たくさんの人々が居住した場所だったでしょう。 真奈胡神はそんな、先住の民の一人だったのじゃないかと思います。その名が「まなこ」と読むのも なんとなく惹かれるところ。 なぜ彼は倭の姫を迎え入れ、案内したのでしょう。 侵略されたのか、あるいは人質として? どんなドラマがあったのかと想像力がかきたてられませんか?