祭 神:大己貴命 天温河板誉命 説 明:養父市の説明を転載します 「下網場区の円山川を見渡す丘の上に和奈美神社が鎮座しています。和奈美神社は、平安時代に編集された 延喜式(えんぎしき)に神社名が記載された式内社(しきないしゃ)という格式をもっています。神社に は祭神として天湯河板挙命(あめのゆかわたなのみこと)が祀られています。 『古事記』や『日本書紀』には但馬に関係した伝承も紹介されています。垂仁天皇の皇子である誉津別(ほ むつわけ)は言葉を声にして出すことができませんでした。天皇と一緒に御殿の前で、クグイという白鳥 が空を飛んでいくのが見えました。これをみた王子は「あれは何者ぞ」と言いました。喜んだ天皇はこの 鳥を捕らえるように命じました。天湯河板挙命はこの鳥を出雲で捕らえたといいます。そして異説として 但馬国で捕らえた、越国(こしのくに、新潟県)の和奈美の水門で捕らえたという説が紹介されています。 クグイは、鶴やコウノトリなどの大きな白い鳥のことです。この伝説の場所は、但馬地方に2か所ありま す。和奈美神社と豊岡市下宮の久久比神社です。平安時代に存在が確認できる和奈美神社にも大きな意味 があります。現在では白鳥を捕らえた場所だから網場という地名になったと言われています。和奈美神社 と網場の地名は相互に関連していると説明されています。昭和初期まで、養父市場から下網場付近にもコ ウノトリが生息地していました」 住 所:養父市八鹿町下網場156 電話番号: ひとこと:式内社ですが、ここでホムチワケの白鳥を捕まえたという話しは、いつごろできたんでしょうか。 丹後半島の網野も網を張った場所だってことになってますね。 何か関係があるのか、気になります。