伝 説:日本においては、最小の野鳥だそうです。 一番小さい鳥なのに、「野鳥の王」ともされるこの鳥。 頭の黄色い紋章がさながら冠のように見え、それが「王」を思わせる のかもしれませんが、その小ささが、この鳥の品格を上げているよう にも思えます。 誰も手をつけられないような強く凶暴な動物を、小さな鳥が退治した という話は、アイヌなどで人気の説話になっているようです。 小ささゆえ、その耳に飛び込んで、内部から襲うんですね。 それはまさに、「鳥の一寸法師」なのでしょう。 ちなみに、アイヌでは猛獣をやっつけるのはみそさざい。 みそさざいときくいただきは、その小ささから混同されがちなのだそ うです。 蛇 足:エナガやシジュウカラの群れに混ざっていると聞いてみてきました。 くすんだ緑色の地味な鳥ですが、頭の黄色にはやっぱりハッとさせら れますよ(#^.^#) 参考文献等: 情報提供者: