伝 説:おしどりを漢字表記にすると「鴛鴦」ですが、「鴛」「鴦」も、そ れぞれ独立して「おしどり」と読みます。 でも、意味は少し違います。 「鴛」は雄のおしどりを意味し、 「鴦」は雌のおしどりを意味するからです。 この鳥は、いつも仲良く寄り添って泳いでいることから、「夫婦仲 が良いことの象徴」とされ、縁起の良い鳥として愛されてきました。 蛇 足:鴨科の鳥は、毎年新たにパートナーを選ぶため、鴛鴦夫婦とは言え、 その賞味期限は一年だけ。 そして、新しい年には、違う相手と、新たに「鴛鴦夫婦」となるこ ともあるようです。 とは言え、私は、 「もし、去年の彼(女)とまた出会えたら、また一緒になりたい」 と思っているんじゃないかなんて思っていたりします。 自然は厳しいから。 毎年同じ相手と出会える確率はそう高くはないでしょう。 でも、一度寄り添ったら、違う相手とは一緒になれないとなると、 それだけ子孫を残せる確率が減ってしまいますから、やむを得ず、 毎年違う相手とコンビを組んでいるのかな、と。 そんな風に思っています。 参考文献等: 情報提供者: