伝 説:菅原道真公が大宰府に赴任された次の年のこと。 菅公が神事を斎行中に、無数の蜂が飛来し、参列者に襲いかかってき たのです。 平安時代、お祭りの催行は大事な仕事でしたから、困っていると、鷽 の群れが飛んできて、蜂をすべて喰らい尽くしてくれたと言います。 その故事にちなみに年の初めの天神縁日に、天満宮では「鷽替え神事」 が執り行われます。 参拝者はそれぞれに木彫りの鷽を持って境内に集まり、その場にいる 人たちと鷽人形を交換していきます。 そのことによって、日ごろについた嘘は真実となり、また悪い事はす べて「嘘」になるのだと言われています。 蛇 足:ピンク色の喉が可愛らしい鳥。 桜のツボミを食べてしまうのがちょっと困るのですが、 「花のツボミを食べるから、あんなにきれいな喉の色になるんだよ」 と言われたら、許してしまいそうです(#^.^#) 参考文献等: 情報提供者: