辛夷(こぶし)

kobushi

kobushinomi




  花 言 葉:友情

  伝   説:白くて可憐な花からは想像もつかない、なんとも無骨な実をつけます。
        なんというかですね……。
        未消化のコーンが混じった……………すいません。
        
        しかし、この花の名の由来は、このこぶこぶの実なのだそうで。
        
        花の形が「拳(こぶし)」に似ているからという説も見たことがありま
        すが、どちらが正解はわかりません。
        
        純白の花びらがはらりと舞い落ちて、そうして静かに春を呼ぶのです。
        
  蛇   足:この花びらを精製アルコールに漬け込んで、鼻の粘膜に塗ると、鼻炎に
        効くそうなんですが……。
        
        地面に落ちた花びらは、茶色く縮んじゃってるんですよね。
        
        実の形といい、なんだか、
       「美人って言われるのがいや!」
        と拒む、勝ち気な若い女の子を連想する花です。
        
        ところで私が以前持っていた、武者小路実篤氏の「友情」の表紙には、
        このコブシの花が描かれていました。
        
        花言葉の「友情」にかけてあったんでしょうか?
        
        何となく、納得した気分です。
        
  参考文献等:
  情報提供者:       



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