花 言 葉:畏敬の念 伝 説:アマテラスが岩戸に隠れた際、神々は岩戸の前で麗しい祝詞を奏上し、ほぼ裸のアメノウズメに 躍らせて、ドッと笑って騒ぎました。 このとき、アメノウズメが手にしていたのがオガタマ出されます……と、日向天岩戸神社の公式 サイトにはあるのですが、日本書紀では茅纏の矛、古事記では天香久山の小竹葉とありまして、 典拠がどこにあるのか、よくわかりません。 あるいは、神社に伝わる物語なのかもしれません。 巫女舞の際に振られる鈴も、オガタマを模したものだとか。 蛇 足:オガタマという木を初めて知ったのは、霧島神宮で見たからだと思います。 巨木になるうえ、花がつくのは木の上の方。 小さくて可憐な花は密集せず、まばらに咲きます。 香りもほとんどなく、なんと清楚な……。 だからなかなか間近に見る機会がないんです。 日本の固有種で、モクレン科モクレン属。 おお、マグノーリア!! 8枚目の写真はカラタネオガタマで、日本在来のオガタマよりもよく見かけるんじゃないかな。 沙沙貴神社になんじゃもんじゃを見に行ったら咲いていました。 参考文献等: 情報提供者: