花 言 葉:愛らしい人 伝 説:祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす 平家物語の冒頭は、授業で覚えさせられたんじゃないでしょうか。 祇園精舎は釈迦が説法を行った場所で、当然インドです。 インドの花が日本で咲くこともあるでしょうが、気候が違えば植生が違うのは当たり前。 インドの沙羅双樹を日本に持ち込んでも、冬には枯れちゃうそうでござる。 というわけで、日本の貴族たちは、夏椿をして「沙羅双樹」と呼んだのだそうな。 インドの沙羅双樹は、山盛りになって咲くんですけど、花ひとつひとつが小さいので、 全体的には地味。 日本の沙羅双樹の方が「鑑賞したい」と思わせられる雰囲気ですよ。 蛇 足:数年前だったかな、京都のお寺で「とても珍しい沙羅双樹」が見ごろというニュースを 見て、好奇心を突き動かされて訪問してみたです。 拝観料1600円。 もう一つの名物である水琴窟の音を聞きたきゃ、懐石料理を頼まなくちゃならず、これ は5000円。 大阪のおばちゃんはスーーーンとして1600円払ったんですけども、お庭の奥に咲いてる ので、よく見えませんでした。 なのにああ、なんとしたことでしょう。 近所ウロウロしてたら見つけちゃったよ、沙羅双樹。 しかもアップで見れるやんか。 おばちゃんなぁ、こういうのんいっちゃんくやしいねん。 参考文献等: 情報提供者: