南朝オフ会

去る2001年4月26日
南朝関係で知り合った、河内判官殿・和泉屋二葉殿と、
「大阪楠公たましずめ歩こう会」を決行!!
4月というのに、肌寒いくせに日差しがきつい、この日
恩智・神宮寺・八尾と楠公縁の地を周りました。

その模様を及ばずながら報告いたしましょう。(縦長になるのはご勘弁)



さて、われわれが、待ち合わせをしたのは、近鉄は、駒ヶ谷駅。
「すれ違いにならないかなぁ」との心配は当たらず。
ホームを往復するに100歩もかからぬほどの、こじんまりした駅であった。
さて、のりちゃんがホームに下りたってみると、ベンチに座り、
奇妙なステップを踏む(後に、揺すり癖であることが判明)男性が・・・もしや!!
よくよく見ると、湊川神社のお守りが!!やはり!!

そして、二葉殿も無事合流。
一路、杜本神社へと出発したのであった。

杜本神社は、のりちゃんは、二度目の訪問。
しかし、何か、以前と雰囲気が違う。
そうだ。今回は、BGMがあるのだ。(お聞かせできなくて残念)
境内で宮司さんが、横笛の練習をされていたのだ。
国立劇場で雅楽の演奏会があるのだとのこと、聞きほれる我々に
「折角きたのだから」と、普段は鍵の向こうにある「隼人石」にご案内〜〜!
ラッキー!!

さて、次に我々が向かったのは、楠木八臣の一人、「恩地左近」のお墓
線香を手向ける我々に黒い人影が迫る!!

それは、地元の方だった。
「南朝ファン」と名乗る我々に、
ジモティーしか知り得ない情報をざくざくと・・・
ラッキー!!!

浮かれまくった我々は、次に向かった恩智城址で、はしゃぎ回ったのだった。
そのツケが周ってきたのだろうか、
次に向かった神宮寺小太郎塚への案内図は、非常に不親切だった。
八尾市が設けたらしいのだが、どの道を右折せねばならにのか、判然としないのだ。
しかし、我々は負けない。
「どう見ても、この道や〜〜ん!」
と信じる道をひたすら行ったのだが、その先は・・・。
行き止まりであった!!

ここでくじけては、楠公魂鎮めが終らぬ!!
焦った我々は、次の作戦を考えた。
そう、地元の人の助けを借りたのだ。

「すいませ〜〜〜ん、神宮寺小太郎塚までの道を教えてくださ〜〜い♪」
謙虚になったのが功を奏したのだろうか、塚はほどなく見つかった。
ほっとした我々は、そこで、しばしくつろいだのであった。
さて、時間はどんどん過ぎて行き、3時に近くなってしまった。
八尾別当殿のお墓も周れるのだろうか?
答えは、「愛があれば、どんな困難も乗り越えられる!」
という二葉殿の言葉が全てを物語っているだろう。
我々は、疲れた足をひきずりながらも、一路、八尾に向かったのだった。
(いや〜、しかし、歩きなれてるのりちゃんは平気だけど、
はるか遠くからやってきた二葉殿の重い足を運びながらの愛はすごいです。)

八尾別当殿のお墓は、一番威厳があった。
何やら近づき難い雰囲気を漂わせている。
どうする?それでもツーショットを敢行するのか?二葉殿?
答えは、「愛があれば大丈夫」だった・・・。
恐れおののくのりちゃんと判官殿をよそに、
二葉殿は、ニッコリポーズを決められたのであった!!
これで、我々の楠公魂鎮めの道行きは終った。
長い道のりだった。
今日は、きっとぐっすり眠れるに違いない。
しかし、八尾殿のお墓でくつろいでしまった二葉殿に明日はあるのだろうか・・・
そんな思いを秘めつつ、帰路についたのりちゃんでありました。

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