物語の分布 :全国 登場人物名(物語名): モデルとなった人物等: 同じテーマの世界神話: 物語の骨子:補陀洛(極楽浄土)を目指す僧がわずかな食料と水だけを船に乗せ、海 へと旅立っていった。 船は、逃げられないように、周りを釘付けし、場合によっては、周囲を 鳥居で囲ってあった。 蛇 足:これは、「伝説」とは少し違うんですけどね(^^ゞ しかし、「出口がない」とは、まさしく「うつろ船」であると思うので。 出口がない船とは一体なんなんでしょうか? 「卵」である。という発想はできますね。 同じような意味で「子宮」という考えも、「さなぎ」という考えも浮か びます。 生き物は、何かに「生まれ変わる」時、何かに閉じ篭らねばならないの かもしれません。 補陀洛渡海する僧は・・・もちろん、仏に生まれ変わるのでしょうね。 ならば、鶴の恩返しでおつぅが閉じ篭ったのも、「見てはいけない」か らではなく、「何かに生まれ変わろうとしていた」のかもしれません。 もし、よひょうが覗き見なければ、おつぅは、一体何に変身していたの でしょうか? 参考文献等: 情報提供者: