丹塗り矢




  物語の分布     :京都 奈良

  登場人物名(物語名):男神=大山咋命
             乙女=玉依姫
             誕生子=別雷命(上賀茂神社のご祭神)
            (山城国風土記逸文)

             男神=大物主神
             乙女=勢夜陀多良比売
             誕生子=富登多多良伊須須岐比売
            (古事記 神武天皇記)

  モデルとなった人物等:

  同じテーマの世界神話:ゼウスの妻問い(ギリシャ神話)
             特に、塔の頂上に幽閉された美女、ダナエに対しては、黄金
             の雨となって降り注ぎ、交接している。


  物語の骨子:美しい乙女を見初めた男神が、丹塗り矢に姿を変え、川を流れ、乙女の
        陰部に突き刺さる。

        乙女は、その丹塗り矢を拾い上げる。

        神は元の姿に戻り、乙女と交接する。

        そして生まれた子供は、重要な意味を持つ人物となる。

  蛇   足:丹塗りの矢とはなんなのでしょう?
        ギリシャ神話では、雷はゼウスの矢である、と考えられたりします。
        しかし、雷に陰部を刺されたら死んでしまうでしょうから、雷そのもの
        だとは考えづらいですね。

        ・・・で、終わらせたいところですが、無駄話をするのが、このサイト
        の特色(^^ゞ

        ということで、くだくだと続けます。多分。


  参考文献等:
  情報提供者:        



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