滝壺の伝説




  物語の分布     :高知県香北町「轟の滝」

  登場人物名(物語名):玉織姫
  モデルとなった人物等:

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  物語の骨子:平家一門の一人娘、玉織姫が滝の主の大蛇に見初められ滝壷に引き込ま
        れてしまう       

  蛇   足:まだ、うちにはJAFMateが届かないので(>_<)、Naomiさんの紹介
        文通り記載させていただきましたm(__)m

        Naomiさんご指摘のとおり、姫の名前が、「玉織姫」ってのは、そそり
        ますね〜。

       「玉」とは、「魂」を意味する場合が多いようです。
        ですから、「魂」を「織る」「姫」と考えたら、「運命の女神」を彷彿
        させますね。

        西洋では、運命の女神は糸を繰ります。
        グリムに出てくる「三人の糸繰り女」は、呑気で厚かましくて楽天的な
        娘が、三人の糸繰り女により、幸せを攫むという話です。
        ただ、この主人公の女の子が、非常に怠け者なため、「勧善懲悪じゃな
        く、教育的ではない童話」というレッテルを貼られているようですが(^^ゞ

        そして、「玉」と「織」を別々に考えたら、この姫はやはり、「織姫」
        であるのかもしれません。

        織姫が滝壺の主=蛇に見初められ、滝壺に沈められる・・・。

        やはり、「生贄の女性」を連想してしまうのですが、どうでしょうか?


  参考文献等:JAFMate8・9月合併号「にっぽん滝めぐり」
  情報提供者:Naomiサマ



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