海積神社の七夕伝説
  物語の分布     :奈良県當麻町
  登場人物名(物語名):
  モデルとなった人物等:
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  物語の骨子:當麻町の看板をそのまま転記します。
       「大蛇・・・昔、海津神社の森に大蛇が住んでおり、毎年娘を一人
        ずつ人身御供としていました。これをしないと村に五穀実らず、
        田野山林が荒れ損じるなど不時災難が起こるとされていました。
        いつの頃からか、その代わりに毎年、大神楽を奉納するようにな
        ったと伝えられています。
        また、夏祭り当日は古来小麦を酢で練って塩につけ、人身の匂い
        のするボソロを御膳に供する習慣もありましたが、こんな習慣が
        原始信仰の人身御供の名残として現代人の生活の中に行き続ける
        好例となっているようです。」
  蛇   足:この海津神社より西に500メートルほど行ったところに、「棚
        機の森」と呼ばれる森があり、「棚機神社」が祀られています。
        氏子さんに聞いたところ、この神社には「白蛇がいる」とのこと。
        他の方に伺った話では、「蛇神様を祀っている」とのことでした。
        なぜ、蛇神に深く関わった神社を「棚機神社」と言ったのか、こ
        こがポイントではないか、と思います。
  参考文献等:
  情報提供者: