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高鴨神社 春季大祭・東末社例祭




4月15日。
春季大祭・東末社例祭に参列しました。
平日故、メモ役の旦那がいません・・・
ので、多少いや、えらい間違いがあるかも知れませんが、
その場合は平にご容赦をm(__)m

さて、このお祭りは、
まず、社務所の前で手を清めて頂くところから始まります。

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巫女さんが、柄杓で手に水を掛けてくださるので、
左手、右手、最後に左手で受けた水を口に運ぶと、
半紙を手渡してくださいます。
それで手を拭いて、一旦、裏口から退場。

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そして、鳥居から、再入場です。

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その後、祓戸で大祓えをしていただいて、いざ本殿へ。
本殿では、既に、雅楽隊の方が待機しておられます。

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さて、私は、拝殿で参列させていただきましたので、写真はありません。
が、次第をざっと説明いたしましょう。
まず、宮司が、本殿前へ進まれて、一拝。

そして、本殿御扉開扉が行われます。
本殿には、三柱の神様が鎮座しておられます。
即ち、阿治須岐詫彦根命・下照比売命・天稚彦命です。

そんなわけで、扉は、三つあります。
まず、真中から宮司が扉を開けてゆかれます。
この時、控えておられる神職さんが、
「おぉ〜〜〜ぅ」「おぉ〜〜〜ぅ」「お〜〜〜ぅ」と三回。
・・・・えぇと(^^ゞ
うなられます・・・というか。
なんといえばよいのでしょうか。
歌っているようにも聞こえますし、うなっているようにも。
しかし、不思議と、古代にタイムスリップしたような気分にさせる声です。
各扉ごとにこの「お〜ぅ」が、三回ですので、
合計九回、この声を聞きます。
9という数字は、何か意味があるのでしょうね。

扉が開くと、俄かに風が強くなりました。
風の森の名に相応しく、風が祝福するかのように、
神の到来を告げるかのように、通り過ぎていきました。

その後、献饌。
お米、お神酒、お餅などなどが、氏子さん達により、本殿前に運ばれます。
それがですね。
バケツリレー方式なんです。
お供えを置いた仮置き所から、本殿前までずらりと氏子さんが並び、
えっさかほいさか、と、お供えを手渡してゆきます。
そして、全部、神殿の前に並びますと、
おごそかに、祝詞が奏上されます。

この時、私の頭の中では、
ありがたい気持ちと一緒にあるひとつの思いがぐるぐる廻っておりました。

「いぃなぁ。氏子さん達は、一度、立てて」

・・・えぇ、しびれがびれきれてましてたとも(T_T)
立ちたいよ〜〜〜(>_<)

ま、それはそれとして、その後、
神楽奉納が奉納されます。
巫女さんの神楽は、初めて拝見しました。
扇と鈴を持って舞われ、とてもきれいです。
その時、私の頭の中では、
きれいだなぁ、という感心と共にあるひとつの思いが・・・。

「いいなぁ、巫女さんは、立って動き回れて・・・」

ま、それはそれとして・・・。問題はその後なのでした。
玉串奉奠。
参列者全員が、神様に玉串を奉奠させていただきます。
つまり、立てる\(^O^)/
でも、立てるか?(>△<‖)
慌てて、足を揉み解す、私。
だめ〜〜、感覚がもどら〜〜〜〜〜〜ん!!!(T▽T)
立てたら、なんとかなる、立てたら!!
立ち上がった途端・・・

ドス。

空足を踏んでしまいましたとさ。
はっはっは!!!┐(´ー`)┌

さてさて、全員が玉串を奉奠し終わりますと、
徹饌・御扉閉扉・宮司一拝となります。

やはり、扉を閉めるときも、
「おぉ〜〜〜ぅ」
は、奉納(?)されました。

なんなのかなぁ。
ちょっち気になりながらも、これでお祭りは終了です。
秋の五穀豊穣を祈るお祭りだからか、
お米がたくさん奉納されていました。

その後、直会。
お昼ご飯をご馳走になりました。
しかし、高鴨神社って通好みなんでしょうか。
参列者の方々みんな、生半可な知識ではあらせられないようで(^^ゞ
私は、おもいっきりひるみましたとも。
ほほほ。

とは言え、いろんなお話を伺うことができ、
いろんな(私の一方的な)お友達ができ、ありがたい直会でした。
m(__)m

さて、時間を変えて、15時半からは、東にある末社の例祭です。
まず、祓戸で御祓いするのは、一緒です。
東の末社は、この鴨地区にある(った)神社を集めたものだそうです。

西佐味神社・細井神社など、の神社名が見えます。
そこに、お米の入った紙包みをつけた竹ざおが1本ずつ立てかけられます。
そして、その前に、お供え物の数々が並びます。

さすがに、春ですね。筍がありますよ。

gochisou


こちらでも、まず宮司が一拝されるところから始まります。
お神酒徳利の蓋をあけ、祝詞の奏上。
徳利の蓋を閉め、宮司がまた一拝。
これで終了です。
宮司がお祭りの説明をしてくださいました。
即ち、村の神社を集めて御祭りしていること。
秋の五穀豊穣を祈った祭りであること。

そして、お神酒が振舞われました。
「形だけ」の方ように、お猪口。
たくさん飲む方ように、お茶碗が用意されてます。
私は、「*****」で頂きました。
って、伏せても、バレバレですね。(^^ゞ

・・・と、参列されていた方達が、一斉にビニル袋を出されました。
そう、御供撒きがあるんですね。
所謂、「餅撒き」っちゅう昔懐かしの催しです。
私は、フードつきの上着を着てましたので、
楽勝!(←なんでやねん(−−シ☆)
と思っていたら、とんでもありませんでした。
みんな、マジなんだもん。
手加減してぇな。
私の目の前に落ちたお餅まで、ひっさらってくことないやん(T_T)
とはいえ、終わってみたら、9つ。
そう、「おぉ〜〜〜ぅ」と同じだけのお餅を拾っていました。o(^-^)o

そんなわけで、お祭りは終了です。
私は、しびれきらして、拝殿ですっころびかけて、食べて、呑んで、
お土産をもらって帰った、というわけです。
ありがとうございましたm(__)m
願うのは、あの時、
「ドス」と踏んだ拝殿が、痛んでませんように(^人^;)

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