renai

八阪神社

yaoyasaka




  祭  神:素戔鳴尊
  説  明:境内案内によりますと
      「素戔鳴尊は、厄病除けの神様として有名であり、罪穢れを祓い
       清める神様としても信仰されている。
       又治水の神様としての御神徳を有して居られ、従って稲の神様
       農業の守り神として全国的な信仰を集めている。
       その他、自らの赤心を天照大神と御誓約された古い伝から、誓
       いの神様として商家の信仰篤い。
       尚、日本で初めて『八雲立つ出雲八重垣つまごみに八重垣造る
       その八重垣を』の和歌をつくられた神様として和歌の祖神とし
       て仰がれている。
       本社は元禄五年(西暦1693年)に創建され、文化十一年戌
       二月本殿を新築する。
       明治三十四年四月拝殿を新築、本殿の屋根を銅板葺とする。
       昭和十一年十月拝殿の修復と境内の整備をする。
       昭和五十六年十月鉄筋コンクリート造りの社殿を新築し、境内
       の整備をする」
       とあります。
  住  所:大阪府八尾市西山本町2丁目9−32
  電話番号:0729−96−9590
  ひとこと:京都の八坂神社は有名ですが、こちらの「やさかじんじゃ」は、
      「阪」の字が使われていますね。
      「やさか」は、本来、「弥栄」だったのでしょう。
       それが、同じ音の、「八坂」もしくは「八阪」に代わったので
       しょうね。

      「弥栄」とは、「彌栄」とも書きます。
      「弥」「彌」は、同意の異体文字で、形声文字。弓を緩めること
       を表す文字です。
       意味は、「ひさしい」「充満する」「ますます」など。
       
       つまり、「弥(彌)栄」とは、「益々栄える」という意味にな
       るでしょうか。 

       さて、一般的(?)には、素盞鳴尊の作った和歌
      「八雲立つ出雲八重垣つまごみに八重垣造るその八重垣を」
       が日本最古の和歌ということになっています。

       ここに「八雲たつ」という文句が出てきますが、これは、今で
       は、「出雲」の枕詞になっています。

       出雲では本当に「八雲」の立つような雲が沸き立つような風景
       を見ることが出来るということなのですが、ちょっと興味を持
       ったので、地名につく枕詞を調べてみました。

       折角ですから、皆さんも、次の枕詞がどの地名につくか、考え
       てみてください。

      〔枕詞群〕
       a.青丹よし(あおによし)
       b.御食つ国(みけつくに)
       c.神風の(かみかぜの)
       d.霰降る(あられふる)
       e.水篶刈る(みすずかる)
       f.押して照る(おしててる)
       g.飛ぶ鳥の(とぶとりの)
       h.葦が散る(あしがちる)
       i.長谷の(ながたにの)
       j.真金吹く(まがねふく)
       
      〔地名群〕
       ア.泊瀬
       イ.鹿島
       ウ.吉備
       エ.伊勢
       オ.大阪
       カ.奈良
       キ.志摩
       ク.難波
       ケ.明日香
       コ.信濃

      〔解答〕

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