踏破21キロ!!

高野山町石道オフ




2005年5月5日、春の気持の良いこの日、
高野山町石道、全行程24キロを歩こうというオフを開催いたしました。
スケジュールは、
         09:20 南海高野線九度山駅改札前集合
         (橋本駅9:06発極楽橋行きで9:19着、次は9:50着になる)
         09:25 九度山駅出発
         09:45 慈尊院通過(町石180)
         09:50 丹生官省符神社通過
         10:15 町石170通過
         10:45 町石160で休憩
         11:15 町石150通過
         11:30 町石140通過
         11:45 町石130休憩
         12:00 町石120通過
         12:15 町石110通過
         12:30 町石100通過
         12:45 町石 90休憩(昼食)
         13:15 町石 80通過
         13:30 町石 70通過
         13:45 町石 60通過
         14:05 町石 50休憩
         14:25 町石 40通過
         14:45 町石 30通過
         15:05 町石 20通過
         15:25 町石 10通過
         15:30 大門(休憩)
         15:40 町石 1通過
         16:05 町石 20通過
         16:30 町石 30通過
         16:45 町石 36到着(奥の院)
         17:00 奥の院出発
         17:16 奥の院前からバスで高野山(次のバスは17:41発)
         高野山駅からケーブルカーで極楽橋
         極楽橋から南海高野線で橋本駅
         19:00 大吉橋本店で宴会
         21:05 解散
という、ギリギリッ!!なもの。

参加者は、のりちゃん&のりちゃん夫(ぷ)。
そして、sola☆・毅岳さん・・・という定番メニュー(笑)に、
かまどさん・あかがねさんの遠方から参加組。
そして、いつもスケジュールきちきちなテェタレさん(笑)の、
合計7名でした。

なにしろ、24キロ。
しかも、ところどころ山道。
日常生活で、そんだけ歩くことって、まずありませんからね(^^ゞ

どうなることか、のオフなのでございました。



待ち合わせは、南海九度山駅。
home

私・ぷ・sola☆が到着すると、既にテェタレさんが待っておられました。
そして、どこからともなく謎の笛の音・・・。

駅のBGM?
いや、それにしても、テープの音ではないし・・・
駅舎の外をひょいと覗くと、
でっかい毅岳さんが、ひっそりと笛を吹いておられたのでした・・・。

う〜〜〜む。
結構ね、人一人隠れる場所はあるもんですよ(笑)

予定していた通りの電車で、あかがねさん・かまどさんも到着。
これですべてメンバーがそろいました。

早速高野山町石道へ・・・と行きたいところですが、ちょっと寄り道。
今日は、真田祭りの当日なんです。

真田幸村公の命日に程近い祭日ということで、
関係各地では、真田祭りが開催されているのです。
それだけ真田幸村公は人気者ってことですね。

九度山駅のそばには、幸村公が蟄居したとされる、
「真田庵」があります。

私達はまずそこで、
真田幸村公の父・昌幸公の墓参りをすることにしました。

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NHKドラマ「真田太平記」では、
この昌幸公を丹波哲郎氏が演じています。

それがまた、もう、エロ親父でエロ親父で、
でも、戦は強くて、嫁さんが怖くて頭上らない・・・という(笑)
非常に魅力的なキャラでした。

さて、墓参りを終えたら、次は、町石道最初の第一歩。
慈尊院に向います。

この慈尊院は、弘法大師の母者が留まったとされる寺院。
そのせいか、女性的な雰囲気が漂っています。

住職さんも、とても気さくな方で・・・。
話し込んでいるうちに、時間が・・・。
30分も遅れをとってしまったのでしたっ!
タイムキーパーッ!!なにやってんだいっ!!!

・・・そう、その日、私がタイムキーパーを勤めたのでありました。
そんなわけで、オフの行方は、混乱模様となってきたのでした(^^ゞ

さて、町石道は、180町石から始まります。
次の石が、179町石。
その次は、178町石。 そして、ゴールの根本大塔が、1町石。

根本大塔から奥の院まで、
また1町石から始まって、36町石まで並んでいます。

つまり、根本大塔に向っての、カウントダウン方式なんですね。

180町石を越えて、丹生官省符神社に参拝すると、
丹生官省符神社の絵馬には、狩場明神と犬が描かれていました。

この狩場明神が、空海を高野山へ案内したとされているのですが、
その時、狩場明神が犬を連れていたというのが、興味深い。
犬は本当に昔から人間の友だったんですね〜。

さて、丹生官省符神社を越えると、すっかり山道になります。
なんでも、基本的に、舗装された道は世界遺産に登録されないんだとか。

それが理由っていうわけではないのでしょうが、
ほんのしばらくコンクリートの道が続くほかは、

砂利道だったり、
石がむき出した道だったり、
木の根っこがわじゃくじゃの道だったり(T_T)

何度つまづいたことかっ!!

まぁ、自分がつまづくくらいはいいんですが、
木の枝を飛ばしてしまい、sola☆の足に負担かけさせたのは大失敗。
いや〜〜〜、すまんっm(__)m

さて、この中で、一番体力があるのは、多分、ぷでしょうが、
その次に、登山経験豊富なあかがねさんがおられます。

彼は、かなりサバイバルな体験をされてます。

本格的な山行きの場合、
2〜3日山の中にこもりっぱなしということもあるそうです。

山の中にコンビニがあるわけはなく、
「山の上に水をわけてもらえる場所、もしくは湧水があるだろう」
なんて、甘い考えをしていたら、さぁ大変!!!

飢えは2〜3日我慢できても、
乾きは1日たりと我慢できるもんじゃござんせん。

身一つで手に入る水分と言ったらっ!!

・・・つまり、そういう体験なのでした(笑)

その「トラウマ」から、あかがねさんのリュックの中には、
満々とした水が湛えられた容器が詰まっていたのでした。
重そう〜〜(笑)

しかしどれだけ重くても、「自力水分補給」よりはっ!!
・・・いやぁ、経験というのは、重みのあるものでござんす。

さて、山に入る前、毅岳さんは、
山にご挨拶の法螺貝演奏をされます。

この日も、一曲。

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が、この日は向かい風が強いためか、あまり音がよくなかったそうです。
そのため次のポイントからは、横笛が法螺貝に取って代わったのでした。

昼食の予定は、90町石。
しかし、皆、朝が早かったため、早々にお腹がすいてきます。

「ちょっと早めにお昼ご飯しぃへん?」
・・・120町石ポイントで、昼食となりました。
30町石分っていったら、全体の6分の1です。

どこが「ちょっと早め」やねん!!
・・・というツッコミは、誰の口からも出ませんでした。

お腹すいてたからねぇ〜〜〜・・・(笑)。

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