お昼ご飯ポイントのすぐそばには、
有名な、二ツ鳥居があります。

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丹生都比売神社の鳥居とされているそうで、
両部鳥居といわれる形。

丹生都比売神社と関係の深い、かまどさんが、
鳥居の説明をしてくださいました。

これは、金剛界と胎蔵界を表しているんだそうなので、
葛城修験の祖神様とされる丹生都比売命と関係の深い形なんですね。

歩いている時は、
「あんまり普段運動しないんで、皆さんの迷惑にならないか心配です」
と、遠慮がちだったかまどさんも、
丹生都比売命に関係することになると、顔つきが変わります。

この先、丹生都比売命を研究して行こうという、
意気込みを見た気がしました。

二ツ鳥居を過ぎると、道は登ったり下ったり。
せっかく登ったのに、なんで下るねん(T_T)!!
という不満と歎きとともに、一行は、100町石に辿り着きました。

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しかし、ほんまの歎きはこれ以降にあったのです。
なにしろ、ここから60町石まで、
5キロほど、だらだらした長い下り・・・。

私達の息切れを返せ〜〜〜っ!!!

しかし、山は清々しく、空気が綺麗。
木漏れ日も柔らかく、脇に咲く花は可愛らしい。
見回しながら歩くと、なんだかうきうきしてきます。

道は下り坂。
体力的にも、回復してきます。
その間は、無駄話に花も咲きます。

食べられそうな草を見つければ、
山菜博士の毅岳さんにお呼びがかかります。

「これ、ぜんまいやんな?」
「食べたらお腹壊しますよ〜。これ、羊歯ですわ。」
「チェッ!」

珍しそうな石を見つければ、
構造線博士のテェタレさんに声がかかります。

「これ、水晶ですやろか?」
「これはね〜、長石。珍しくないよ。」
「チェッ」

石の方は大した拾いものもありませんでしたが、
山菜は、ぜんまい・ふき・たらの芽・うど、など。
結構な収穫がありました。

テェタレさんとあかがねさんは、音楽の話をされてます。
なんちゃらかんちゃら・うんちゃらどんちゃら・べんちゃらぼんちゃら。
横で聞いてても、全く覚えられない名前ばっかし(T_T)

なんで、外人さんの名前って、どれも同じに聞こえるんだろ(^^ゞ
そういや、最近のアイドルも、みんな同じ顔に見えるよなぁ・・・
年かな(>_<)

さて、そうこうしているうちに、60町石、矢立茶屋に辿り着きました。
ここで、お茶などを補給し、おトイレも済ませます。

ここからの登りは、ちょっち厳しいですからね。
比較的ゆっくり休みをとりました。

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さて、さて、さて。
ここで気合を入れて、最後の攻めにかかります。
よっしゃ、行くぞ!!

って、最初の最初が結構きついんすよね〜〜。

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めげそう・・・(T_T)

が、不思議なもんで、登ってるうちに、体が慣れてきます。
そうすると、自然に雑談が戻ってくるんですね(~_~)

今回、一番遠くから参加されたのがかまどさん。
彼は、7日には仕事だそうで・・・。
筋肉痛からは極力逃れなければなりません。

「筋肉痛にならないために、どうするのが一番いいんかなぁ?」
「筋肉をあっためないほうがいいんやったよね?」
「そうそう、クールダウンせにゃあかんもんな。」
「そりゃそうやんな。風呂とかあかんよな。」
「あかがねさんが詳しそう。」
「あかがねさん、筋肉痛にならないためには、
風呂は入らないほうがいいんですよね?」

この日のメンバーのうち6名は、30歳以上です。
一人、あかがねさんだけ、20代。

その一番若いあかがねさんが、超クールに、

「今日、これだけ汗かいて、風呂入らないんですか?」

・・・そりゃそうか(^^ゞ

結局、ぬるめのお湯につかってマッサージ。
その後、アイシングをするのが一番良さそうだ、という話に落ち着きました。

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