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登りのきつさを忘れて話しているうちに、
車道らしきものが頭上に見えてきます。
これが見えてきたら、ゴールも間近です。
しかし・・・。
ゴール前に、階段があるんですよね。
背の低い私とsola☆は、階段が苦手です。
歩幅が合わない。
そうすると、リズムが乱れる!
ぶひぶひ文句垂れながら登ったわけですが、
な〜んだ、それほどの段数はありませんでした。
私達、文句言いすぎ(^^ゞ??
やっと6町石にあたる、大門です。
ここからは、道も平坦。
あとは楽勝!!
「楽勝!」と思ったからか、
あとの1町石は、やたら間近に建っているように感じます。
大門から根本大塔までは、あっという間でした。
当初の予定では、24キロ歩いて奥の院までいくつもりでしたが、
最初でつまづいちゃったもんで(^^ゞ
タイムアウト!!
ここ、1町石を以ってゴールとしました。
お疲れ様〜〜!!
ひと息ついた一行は、境内で参拝したり、見学したり、
思い思いに時間をつぶしました。
が、
「バスの時刻表、見といたほうがいいんちゃう?」
「じゃ、ちょっと見てくるわ」
と、
「ちょっとバス停まで」出かけた、「ぷ」が帰らない・・・。
・・・いやな予感・・・
いやな予感ってのは当るもんです。
私の携帯が鳴りました。
「あんな、バス停がないねん。」
「え?そばにあったやん。」
「あのバス停、午前中しかバスが停まらへん。」
「ぎゃっ!!」
「で、今探して歩いてるんやけどな。」
「うん。」
「まだ見つかれへんねん。」
「ぐぇ。」
「そやから、みんなも、早くバス停に向ってきて。」
ということで・・・、
高野山駅までのバスが停まるバス停まで、延々歩くことになりました。
とほほ〜〜。
いや、結局、バス停までの距離は、1キロもなかったんだと思います。
しかし、
「ゴールまで辿り着いた!!」
と、力を抜いてしまった後の1キロは・・・。
妙に長かったっす(T_T)
しかも、バス停そばまで来た時、
「ああああっ!!来てる!!来てる、来てるッッ!」
かまどさんが悲鳴をあげたのでございます。
一行が前を見ると、
今にもバス停に停まろうとしている、
高野山駅行きのバスが!!
有無を言わせずダ〜〜ッシュ!!!
最後の力を振り絞ってしまいましたぁあああ(>_<)
そんなわけで、バスに乗ったとき、メンバーは結構ぐったり。
ケーブル高野山駅に辿り着いたときも、しおしお〜〜。
しかし、ケーブルに乗った途端!!
「前、一番前で、景色見よ!!」
と、はしゃぐことは、幼子のごとし。
景色を見ようと思ったら座れないのですが・・・。
「いいっ!!景色見るっ!!」
さっきまで疲れ切ってたんちゃうかったっけ???
特に、ケーブルがすれ違う時なんかは、
「ケーブルやっ!!ケーブルやっっ!!」
「うぉおおおお。ケーブルやぁああ!!」
・・・何に興奮してるんだか・・・(笑)
ケーブルカーってのは、大概の場合、
1本のケーブルの両端にケーブルカーが繋げられていて、
片方が下がれば、片方が上る。
片方が上れば、片方が下がる。
そういう仕組みになってます。
ですから、ちょうど真ん中で登りのケーブルカーとすれ違うのは、
ごくごく真っ当・当然・当たり前っ!
な、ことなんですけどね。
多少、ナチュラル・ハイになってたのかもしれません(^^ゞ
電車に乗り換え、橋本駅につくと、
駅前の大吉で宴会です。
皆はらぺこ。
注文票はまたたく間に、チェックの赤印で一杯になりましたが、
運ばれてきた皿は、どんどんなくなっていくんですね。
運動しましたからね〜。
せっかく消費したカロリー、ここで取り戻しちゃいましたね〜・・・。
家帰って体重計に乗って、がっかりしたのは、σ(^^)だけでしょうか?
さて、今回のメンバー。
実は、いろいろなところで関係がありました。
テェタレさんと毅岳さんの元の職業は、
ひっじょ〜〜〜に近いっ!!関係で、
共通の知り合いも複数おられる模様。
あかがねさんの会社にとってかまどさんの会社は、
「取引先」
だそうなのでした。
いや〜、ご縁って不思議なもんですね。
毅岳さんは、この日、信貴山空鉢護法の21日参りの途中でした。
そんなわけで、宴会を少し早めに抜けて、
信貴山へ向われます。
空鉢護法をご存知ない方もいらっしゃると思いますが・・・。
結構な坂です。
距離は、町石道より随分短いですが、
町石道と違って、そこそこの傾斜が連続します。
・・・今日これだけ山道を歩いて、まだ登る。
さすがっ!!山伏っ!!。
尊敬の念を篭めて毅岳さんを送り出した後、
残った私達は、まだ食べます。
神社好きの集まりが、
高野山参詣後の宴会。
当然話題は、信仰の事だろう。
そう、思いますか?
そう思いましたね?
ぶっぶ〜〜〜。残念でしたぁあ。
なぜか、好みのタレントの話に。
そして、テェタレさんの好みだという森高千里の話題から、
「渡良瀬橋」についての話題に。
「自分の生れた町(つぅか生家?)を捨てられないから
結婚できないなんて、変っす!」
そう主張するのが、この日唯一既婚女性のワタクシ。
「いや、違うんだよ。この後、この2人は結婚するんだって。」
そういい含めにかかるテェタレさん。
「それは、自分の実体験からの意見ですか?」
絶妙のタイミングでツッコミをかけるかまどさん。
手に汗握る、議論紛々!!
・・・いや、歌詞の話でそこまで熱くなる必要はないんですが・・・。
アルコールって、魔法の液体よね(^^ゞ(←で、誤魔化されないように)。
そんなわけのわかったようなわからないような、
ぐだぐだの雰囲気で、宴会は終了。
この駅は、9時20分の電車を逃すと、
1時間以上、電車が来ないのです。
それも、10時過ぎの電車が最終。
大事をとって、9時過ぎに、解散と相成りました。
疲れたけど、この達成感!
山行きオフは良いですね!!
また、神社や修験に絡んだ山登りオフを開催していきたいと思いますので、
皆さん、どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m