姫神を慕って
丹生オフ
2005年10月22日、すっかり秋めいたこの日、
かまどさんが、丹生の里を案内してくださいました。
スケジュールは、
10:00 JR妙寺駅集合出発(改札は1つです)
10:30 竃門神社横通ります。
10:40 丹生酒殿神社着 (和歌山県伊都郡かつらぎ町三谷)
*鎌八幡、巡寺八幡講の絵など、および説明。
11:10 丹生酒殿神社出発
11:15 勅使道(三谷坂)へ。宮滝見学 5分程度
11:40 笠石着
12:00 頬切地蔵着 5分〜10分程度
12:30 丹生津姫神社着 (和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野)
*昼食・散策
15:00 丹生津姫神社出発
16:00 狩場明神の矢根研石着
17:00 七尋滝着
17:40 JR妙寺駅着
17:48 妙寺駅発
18:08 JR橋本駅着
18:10 大吉着 宴会
という、もりだくさんなものです。
参加者は、まず、本日案内をしてくださるかまどさん。
のりちゃん&のりちゃん夫(ぷ)。
そして、sola☆・毅岳さん・あかがねさんという前回からの参加者。
そして、毅岳さんのお友達で歴史好きのミルフィオリさん。
プチおばメンバーの海老珍さん。
そして、今回、丹生に惹かれて神奈川から参加の江良さん、で、
合計9名でした。
今回は、かまどさんがすべて用意してくださった上に、
掲示板上で、予習をさせてくださったので、かなり濃密なオフになりました。
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今回、一番の心配は、天気でございました。
なにしろ、あいつがやってくる・・・!!!
そう、プチおばオフにいつも雨を運んでくる嵐の女!
海老珍さんが参加なのです。
朝、確かに空は暗めでした。
でも、ネットでは、一日中くもりとの予報。
ギリギリいけるかと思われました。
出かける時にも、まだ空は明るかったのです。
さて、私とぷ、sola☆、海老珍さんは、JR柏原駅で待ち合わせでした。
海老さんは京都の人なので、途中まで電車で来てもらい、
そこから私達と一緒に車で妙寺駅に向おうというわけです。
しかし、私達夫婦が車で柏原駅に向っていると・・・。
まさに、天俄かにかきくもり、大粒の雨が・・・。
って、冗談じゃありません。
たちまち、道路が川となるほどの土砂降り!!
う〜〜〜む、恐るべし、海老珍さん!
雨雲を引き連れての登場となったのでした。
しかし、天気予報では、近畿も南へ行くほど降水確率が低い。
和歌山に向ううちに晴れるかも・・・そういう期待がありました。
でも・・・、雨雲はついてく〜〜〜〜〜〜ぅる。
降りっぱなしっ!
ふと思いついたように、ぷ、が言いました。
「名前に『海老』が付いてるのがあかんのちゃうんか」
そんな根拠のないことを・・・。
しかし、どんなしょうもないことでも縋りたいのが、私達です。
なにしろ今日は8時間くらい歩こうというのです。
雨はいやっ!!
それでは、どんなハンドルネームが良いのか。
「『黒駒ん』は?」
提案したのは私です。
「なにそれ?」
一斉にツッコミを喰らいましたが、
何も適当なことを言ったわけではありません。
丹生川上神社では、祈雨の時と止雨の時に、
それぞれ白駒・黒駒を奉じたと伝えられています。
いや、実際、祈雨・止雨、
どっちが白でどっちが黒だったか定かではなかったのですが、
とりあえず、「黒駒」と仮定して、「黒駒ん」と。
(ちなみに家に帰って確認したら、止雨には白駒でした(^^ゞ)
不思議です。
そう言った途端、雨はやみました・・・。
「雨がやんだっ!!」
「やっぱり、黒駒んがいいねんで!黒駒んに改名しぃや!」
「え〜〜〜っ?!」
「だって、雨やんだやん!!」
「そしたら・・・『黒駒ん』にしよか?」
「そうし、そうしぃ」
・・・・・・
「あっ!!」
大騒ぎの中、また大声を出したのは、私です。
「なんなん?」
車の中の皆の注目を浴びて、私は、厳かに告げたわけです。
「くろこまん・・・って、
アナグラムしたら、まずいネーミングになるんちゃうん」
一瞬の沈黙。
「いやや〜〜〜っ!!
しかも、黒ってなんやのん!?
黒駒んはいや〜〜〜っ!!」
反応したのは、海老珍さんだけでした。
sola☆も、ぷ、も、ポカーンとしております。
鈍いやっちゃ。
関西では、女性器のことを、
「こまん」をアナグラムしたもので表現できます。
しかも、それが、「くろ」。
女としては、いやに決まってるじゃあござんせんか!!
ということで、この日、海老珍さんの新HNは、「クロ」となったのでした。
そして、同時に、この日、水に関する言葉は禁句と、暗黙のうちに決まったのです。
さて、車は待ち合わせの場所に到着しました。
私は、この日初体面となる江良さんに、前もってこう告げていました。
「15分以上遅れたら、さくさく置いていくから」
それが・・・、私達が遅れちゃいましたぁ(^^ゞ
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい・・・。
こんな風に、私達のオフは、始まったのです。