山登りのきつさについては、人により感想はマチマチです。

「もう、山登りはいやだ!平地がいいっ!」
と主張するのは、広い関東平野からやってきた江良さん。

「昔の人は、すごいですよね。あの坂を通うんですから」
と、いつものことながら、
自己主張よりも、他人への尊敬と感謝の念を抱いておられるようなのは、
かまどさん。

「いや、一日中山の中にいることも珍しくないので」
と平静な表情で語るのはあかがねさん。

「しゃべってるうちに、歩き終わってたよな」
と言うのが、私達女性三人。

そして・・・、
「にっこり」
いつもながら、微笑みだけで全てを語るミルフィオリさんと、
その古くからの親友、毅岳さん。

毅岳さんは修験者さんですから、
「山登りは楽しいです」
と、しんどさも楽しく感じる、修業の徒なのですね。

そして、ぷ、は・・・。
しんどいと思うわきゃなく、まだこちゃこちゃとあちこちを探し回り、
写真を撮りまくてました・・・。

そうこうするうちに電車がやってきました。

あとは、宴会場所である「大吉」に辿り着くだけです。
車を妙寺駅に置いてきたので、ぷ、だけは妙寺駅で降り、
車で「大吉」に向います。
そして、他のメンバーは、橋本駅から徒歩で。

多分、7人がけの椅子に9人が詰め込まれて、宴会の始まりです。

ぷ、を除けば、今回最年長の私、
「よく見たらさ〜、このメンバーの男性は未婚ばっかやねぇ」
偉そうに、皆を眺め回します(笑)

「未婚女性は、一人しかいませんよね」

そう、このメンバーの中で、sola☆だけが、未婚女性なんです。

そうなると、オバカなノリの私の口から次に出る言葉は、

「sola☆、こん中やったら、誰がいい?」

男性にも選ぶ権利があるってなもんですが・・・

「アピールタイムはなしですか?」

意外とノリノリなのが、かまどさんなのでした。
う〜〜ん、どんなノリでも付いてきてくれる、良い人だぁ!
本当に良い人だぁ!!

しかし、ここでも、クールなあかがねさんにより、

「そういうテンションの高い企画は、
アルコールが入ってからにしましょうよ」
と、ビシッと指摘が(笑)

そりゃそうだ。
ということで、まずは、乾杯です。

最初からテンションの高かった私達の中で、
ひっそり控え目に微笑んでいる人がいます。
そう、毅岳さんの親友・ミルフィオリさんですね。

アルコールにより、周囲のテンションが上れば上るほど、
彼の物静かさが目だちます。
そうなると、おばちゃんの標的になるのは・・・。
彼だ。

ということで、早速質問。
「ミルフィオリさん、どんな女性が好きなんですか?」

ニッコリ笑って、毅岳さんに耳打ちする、ミフィオリさん。

「本上まなみだそうです」
答えたのは、毅岳さん。

「あんたに聞いとらんのじゃ!」
容赦ないツッコミに対して、

「ホンジョウマナミですー♪」

腹話術を試みる、毅岳さん。

なんか・・・ものすごくいい人だ(T_T)

しかし、テンションの上っている私達は止りません。
「ミルフィオリさん、しゃべって、しゃべって〜」

「・・・・」
微笑みながら、何事かを、毅岳さんに耳打ちするミルフィオリさん。

・・・なんだか怪しい・・・。

ここで、風向きが変わってきたことに気付いた人は多かったでしょう(笑)

次の質問は、

「ミルフィオリさんはぁ、毅岳さんのぅ、どこが、好きなんですかぁ??」

いきなり、口調がねちゃこくなる私(^^ゞ

「これって、もしかして、アズナヒの罪?」
そう口火を切ったのは、
かまどさんだったか、あかがねさんだったか、江良さんだったか。
テンションがブチ切れてた私は、よう覚えておりませんが、

阿豆那比の罪とは、日本書紀の神功皇后紀に出てくる言葉です。

昔、天野の祝と小竹の祝は、とても仲の良い親友でした。
小竹の祝が病死したとき、天野の祝は、
「生きている時も良い友人だったのに、死後離れることがあろうか」
と、自殺してしまうんです。

憐れんだ人々は、彼らを合葬したのですが、
この後、世の中は真っ暗になってしまったのです。

これが、阿豆那比の罪。
具体的に、二人を合葬することのどこがいけないのか書かれていないため、
「これは、日本最古の同性愛物語だ」
と言う人もいるわけです。

つまり、毅岳さんとミルフィオリさんの仲の良さをからかったというわけですね。

しかし、それが、大盛り上がり。

「ひゃ〜、アズナヒの罪だぁ!」
「そういや、外は真っ暗だぁ!(当たり前だよ、夜なんだから)」
「常闇に行くんだぁ!」

大騒ぎ(^^ゞ

それでも、困ったように微笑み続けるミルフィオリさんに、
ギャラリーは、白旗を揚げるしかありませんでした。

ミルフィオリさん、次こそはしゃべってくださいね。
でも、「もう懲り懲り」って思われてるんだろうなぁ(^^ゞ
すいません、おばちゃんで。

しかしながら、場のテンションは上がりっぱなしです。
関東から、夜行でやってきて、この晩中に夜行で帰るという江良さんは、
「いや〜、本当に、ボケとツッコミなんですね〜」
と、腰をひきつつ、バスの時間に間に合うべく、少し早めに帰られました。

そして、前回と同じく、私達も、
大事をとって、9時過ぎに、解散と相成りました。

運動した後に神聖な地に辿り着くと、とても清々しい気持になり、
心が洗われ、寿命が延びたような気がします。

それなのに、その後、あんなにお馬鹿なことで盛り上がってしまうのは、
なぜなんでしょうね(^^ゞ。

ちょっとテンション上りすぎたかも・・・と反省しつつ・・・。

皆さん、これからも、どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

home up back next