メインは宴会

天王寺鯛よし百番オフ




2006年5月7日、長いゴールデンウィークの最終日、
大阪でも最もディープなスポットの一つ。
飛田新地・鯛よし百番で宴会オフをしてきました。
スケジュールは、
         14:00  JR玉造駅集合
         14:10  三光神社
         14:40  鎌八幡
         15:40  安居天神
         16:45  鯛よし百番入り
         17:00  宴会開始
という、あっさりしたものです(笑)
なにしろ、「鯛よし百番」が、「もりだくさん」なもので・・・。

参加者は、のりちゃん&のりちゃん夫(ぷ)。
そして、sola☆・海老珍さん・毅岳さん・あかがねさんといういつもの面々。
そして、プチおばメンバーのanne猫さん。
急な計画だったにも関わらず、合計7名の参加でした。

その中で、海老珍さん、anne猫さんは、宴会のみの参加です。

もう、勝手知ったるメンバー。
そらもううるさい賑やかな集まりとなりました。



天気予報では、またまた雨。
しかし、山道を歩くわけではないし、総距離約6キロ。
傘持っての移動でも問題ないでしょ、
とタカをくくってたのがいけなかったのでしょうか。

当日は、雨。
いや、「ど雨」というか、「雨三昧」というか(笑)
とにかく、100メートルも歩けば、靴下濡れちゃう・・・。
そんな雨でした。
その上、雷までドンガラと(T_T)

予定変更せず、びしょぬれのまま和室の宴会場に登場するよりは、
いくつかの予定を変更する方がいいだろう、ということで、
三光神社・鎌八幡に参拝の後は、電車で新今宮まで移動し、
通天閣に登ることになりました。

通天閣といえば、「大阪下町の顔」ですが、
意外に、登ったことのない大阪っ子が多いんですね。

とはいえ、まずは三光神社に参拝。
ここには、真田幸村公の隠しトンネルがあると伝えられています。
伝承では、大阪城まで続くトンネルなようですが・・・

パッと見た感じ、どう見ても、すぐそこで行き止まり。
「この神社、古墳みたいですね」
「この穴、トンネルというより、棺の安置場所かも」
という、推理にも及ばない戯言の方が正解かもしれません。

次に向かった鎌八幡には、
真田幸村公が戦勝を祈願して、
鎌を打ちつけたという伝承の残る榎があります。

とは言っても、もちろん、
幸村公が打ちつけたという鎌が残っているわけじゃありません。
ただ、前回参拝した、丹生酒殿神社にも、鎌八幡があります。
そして、その側には、真田幸村公が蟄居した真田庵が。

ここ、天王寺と高野山の麓に、なんらかの繋がりが、あるのかもしれません。

ここで、修験者の毅岳さんが、勤行されます。
その間、私は寺務所のおば・・・いやお姐さんにお話を伺います。
お話によると、このように鎌を木に打ち込む信仰は、幸村公以前からあったとか。
また、全国に広がっており、九州にも能登にもその名残があるんだそうです。

あとで毅岳さんから聞いたところでは、このお姐さん、
宗教者として
「コイツできるっ!」
と思わせる呼吸のある方だったとか。

う〜む・・・気付かなかった(笑)

ここらへんは、大雨だったんで、早足で済ませ、
大阪環状線にて新今宮に向います。

通天閣の界隈は、私が幼い頃は、近寄り難い場所でした。
なにしろ、治安が悪いと言われ、親教師からは、
「行くな」
といわれていました。

それがまぁ、あなた!
NHKドラマ「ふたりっこ」以降、
親子連れが闊歩するわ、初々しいカップルがいちゃつきながら通るわ・・・。

昔を知る人間からしたら、
「ここ、ほんまに、あそこ?」
と目を丸くするような変わりようでございます。

そしてそんなわけで、
「大阪で生まれ育ちながら、通天閣に登ったことがない」
という人間も、少なからずいるわけです。

今回のメンバーでも、sola☆とあかがねさん、ぷ、にとって、
「未踏の塔」
だったのでございます。

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