通天閣に登るには、まず、エレベーターで2階に登ります。
そこで、入塔料500円を支払い、5階展望台へ。

そこに、あの有名なビリケンさんが鎮座するわけです。

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ビリケンさんは、アメリカ女性の夢に出てきた幸運の神様。
足の裏を掻いて祈ると、叶えられるといわれています。

よっぽどたくさんの人が願いをかけたんでしょう。
足の裏は、削られたようになっています(^^ゞ

さて、私はここで、気になるものを見つけました。

いわゆる、ガチャポン。
こういう観光地では、
その地域の名所をテーマにしたガチャポンをよくみかけますよね?
私が注目したのは、いわゆる「クリスタルキューブ」に名所が刻まれたもの。

例えば、ビリケンさんが刻まれたものは、こんなの↓

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フォントの問題でしょうか。
「ビソケソ」とも読める、
「ビリケン」さんは、なかなかキュートで、
足の指がちゃんと5本細かく刻まれています。

しかし・・・なでられへん・・・。

ま、それはよいとして、他にも、
海遊館のジンベェザメ・通天閣・大阪城・空中庭園のクリスタルキューブがあり、
なかなかお洒落です。

が・・・。
なかに、どう見ても、単なる球体としか見えないものが・・・。

「まりも?」
「大阪に、まりも???」

違います。
そこには、

「たこやき」

という文字が・・・。

たこやきなら、青海苔を散らせてみるとか(難しいけど)、
爪楊枝を刺してみるとかの工夫をすりゃぁいいのに、
単なる球体を、
「たこやき」
と言い張ってしまう、この強引さ!!
(後日確認したら、爪楊枝が刺さってました!
なんで見逃したのやら、あれまぁ)

「ほしい!」

そう思ってしまうのが、大阪人の性というものでしょう。

んが、小銭が足らず、ゲットできたのは、
ビソケソ・・・もとい、ビリケンさんだけでした。

展望台で景色を見た後、4階の喫茶室へ。
ここで、来る夏の冨士登山の打ち合わせをします。

あかがねさん主導で、冨士山に登ろうという計画があり、
ここにいるメンバー全員が参加予定なんですね。

正直、体力には自信のあるメンツです。
が、あかがねさんとぷ以外、2000M以上の山は未経験。
心配なのは、高山病だけです。

特に、毅岳さんは、ダッシュで息があがるまで登り、
息が上った時点で座って休む・・・という登り方。
これが一番高山病に罹り易い登り方なんだそうで、注意が必要です。

「高山病について、先輩行者にも聞いてみますわ」
と、いつもになく神妙です。

いつもはやっつけ体力女のsola☆も珍しく、少し心配そうです。

「やっぱり、心配なのは、こうげんびょうやんな」


大阪の人間というのは、
ツッコミどころを逃がすことを恥としています(半分本当)。
sola☆のこの言葉を黙って聞き逃す人間はおりません。


「こうげんびょおおおおおおう?????」

「膠原病ってのは、皮膚にできる疾患ですよね?」
「山とは関係ないっすよ」
「ふっ!」

ここで、フォローするのが親友ってものでしょう。
私は、張り切ったわけです。

「いやいや、高山で発病する病気もあれば、高原で発病する病気もあるねんって」
「はぁあ?」
「軽井沢とかでたくさん、そういう症状の人がいるらしいで」
「どんな症状やねん?」
「急に白いワンピース着て、
両手を握りこぶしにして肩のあたりで大きく振って走りながら、
『うふふふふキャサリン、ここまでいらっしゃ〜い♪』
って言い出すらしいで」

「・・・・・」
「・・・・・」
「そしたら、
『クリスティーヌお待ちなさい!』
つぅて追いかけるのもおったりするらしい」

「キャサリンとクリスティーヌって・・・どこの国の人らなんですか」

・・・こういう状況でも、鋭いツッコミを忘れないのが、
あかがねさんの素晴らしいところです。

「それだけ国際的な病気やねん。他にも
『アンティゴネー許さないよぉん』
とか言うのもおるらしい」

「アンティゴネー?」

なぜかここでも、ツッコミが揃います。なんでやねん。

「いや、なんかドイツ人らしい名前を思い出そうとして浮かべへんかった・・・」

「ドイツ語の女性名ってそういや浮かびませんね
・・・・・○○(←忘れました(^^ゞ)とかどうでしょう?」

すっかり釣り込まれたあかがねさんが尋ねると、

「○○?・・・あぁ、表の名前かぁ」
と、理系の旦那が応じます。

「○○○とかも・・・」

え〜っと、高山病の話題だったはずですが・・・

議論は白熱していますが、鯛よしに予約した時間が迫ってきました。

こんな打ち合わせだったにも関わらず、

「おかげさまで、青写真が出来ました」
と力強く宣言したあかがねさん。
あなたは、全くクールです。
脱帽

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