妙見山の頂上には、「星領」と呼ばれる整備された建物があります。
この中には郵便局もあり、お坊さんが受付をしてくださいます。
私達女性3人は、妙見山に咲く草花を挟んだはがきをそれぞれ購入し、
お互いに出し合うことにしました。メルヘンですね(#^.^#)???
さて、一息ついたので、あとは下りです。
ちなみに、のぼりは1時間半ほどで登ったことになります。
ですから、くだりは、多分その半分の時間で降りられるだろう・・・。
私はそう踏んでおりました。
星領を出発したのが、13時半。
ドン臭くてすぐ滑ってしまう私が
「待って〜、待って〜」
と足をひっぱりつつも、順調に下山し、時計を見ると・・・。
15時???
他の皆さんは、
「あちこち寄り道したからじゃない?」
とそれほど不思議そうでもないのですが・・・。
やっぱ、1時間半もたったような感覚は、私にはないっす。
時空が歪んでたのかも(>_<)
仕方なく、紀部神宮は、パスすることにしました。
まず参拝したのは、穴織宮伊居太神社。
仁徳天皇の時代に日本へやってきた、穴織姫を祀る神社です。
この神社では、烏がたくさん遊んでいます。
「穴織姫、僕らの着物を綺麗な色に染めてくださいな♪」
とお祈りに来てるのかもしれませんが、
いくら機織・染色の名人でも、黒いものを違う色に染めるのは難しいでしょう。
いやぁ、烏くん、惜しかったね〜。
ここでは、あかがねさん、セラフィムさん、そしてミルフィオリさんがご朱印を頂かれ、
呉服神社へと向かいます。
呉服神社は、ご神紋が「糸巻き」。
かなり珍しいんじゃないか・・・と思ったら、宮司さん曰く、「他にはない」そうです。
参拝を済ませ、ご朱印を頂きに行くと、
「姫室に案内しましょう」
宮司さんが、我々を、姫室へと連れて行ってくださいました。
ラッキー!!
姫室は、言ってみれば「古墳」です。
呉服姫のご遺体は埋まっておらず、
姫を具現する「ご神鏡」が3体、納められているとか。
一体は、鉄道工事の時、間違ってつるはしで穴を開けられてしまったそうですが、
写真を拝見すると、どれも、手のひらに収まりそうな小ぶりで可愛らしい鏡。
呉服姫も可愛らしい姫ぎみだったのでしょう。
宮司さんは、にこやかで、呉服神社をとても大切に守っておられるということが、
ひしひしと伝わってきました。
そういう方からお話を聞くと、元気を分けていただけるような気がしますね(#^.^#)
ただ、我々全員が、元気を分けていただいている間、
思いがけないモノに、「元気」を吸い取られてる人も少々。
そうです、この季節に、まだ「蚊!」がいたのでした。
夏の間、神社参拝の時は「虫除け」「虫刺されの薬」は必携なのですが、
秋も深まりつつあり、侮ってしまいました。
蚊に刺された跡の数は、若くておいしそうな人から順に多く、
一番、刺されていたのは、あかがねさん。
多分、10箇所をくだらないでしょう。
次は、旦那かな?
そして、Naomiさんも。
私は・・・一箇所も食われませんでした(T_T)!!
悪かったわねぇ!まずい血で!
・・・それはともかく、宮司さんにお礼を言って、
我々は、宴会の場「たよし」へ向かいました。