物語の分布 :全国(?) 登場人物名(物語名):犬=小金丸 (松戸の伝説) 飼い主=稲依別王(ヤマトタケルの御子) (犬胴松の伝説) モデルとなった人物等: 同じテーマの世界神話: 物語の骨子:1.主人が昼寝 2.忠犬がワンワン激しく主人に向かって吠える 3.なだめても吠え止まぬのを怒った主人、犬の首を刎ねる 4.刎ねられた首が飛んで、主人の背後の大蛇に噛み付く 5.主人は犬のおかげで命拾いしたことに気付く 6.嘆きながら犬の供養をする 蛇 足:QUBO様の文章をそのまま頂きました。 ありがとうございますm(__)m 日本酒の多賀株式会社様のサイトが稲依別王の伝説について詳しかった ので、詳しくは「参考文献等」↓のリンク先を御覧ください。 この手の話は、世界中にあるらしく、忠義を尽くす動物は、犬の他、鷹 などがありますが、共通するのは、「狩猟」でしょうか。 つまり、これは狩猟の民に伝わる物語だといえるかもしれませんね?? なお、今昔物語巻第二十九にも同じテーマの物語がありますが、ここで は、飼い主は犬を殺す前に、大蛇に気づきます。 そして、「あぁ、犬を殺さないでよかった」と一安心。 読んでる私達も、一安心・・・ですね(#^.^#) 参考文献等:多賀株式会社 地域紹介ページ 今昔物語 巻第二十九 「陸奥の国の狗山の狗、大蛇を咋ひ殺せる語」 情報提供者:QUBOサマ