高鴨神社 稲荷神社例祭・古札焼納
2月3日。世間では、節分と呼ばれている日、
高鴨神社では、お稲荷さんの例祭と、古札焼納が行われました。
例祭の始まる前の稲荷神社の前には、すごいご馳走が並んでいます。
ざっと見ただけでも、お酒(が、まず目に行くワタクシ)、お餅、鯛。
そして、やはりお稲荷さんですね。うすあげがあります。
コンコン。
例祭は、まずお祓いから始まります。
祭壇の上で祓え串を振り、
そして、私達参拝者の上でも、祓え清めてくださいます。
その次。
「献饌」
初めて聞く言葉に一瞬何が起こるのか、と思い、観察していると、
まず、お神酒徳利の蓋を開きます。
そして、稲荷神社の祭神・宇賀御魂の好物という赤飯の蓋を開けられました。
なるほど。
御饌えを献じるわけですね。
そして、「称言(たたえごと)」の奏上。
祝詞しか知らなかったのですが、
神様の前で申し上げる言葉・詞にはいろんなものがあるようです。
その後は、玉串を献じます。
さて、ここで、私の衣装、見覚えがある、と思った方。
ありがとうございます。じっくりこのHPをご覧くださってるのですね。
もしくは、高鴨神社ファン?
年越の大祓え・除夜の祭礼・歳旦祭の時と全く同じ衣装なのでした。
とほほ。(T_T)
それは、それとして(^^ゞ
この玉串を献じる方は、たくさんいらっしゃいました。
皆さん、高鴨神社に崇敬篤い方々なのでしょう。
熱心にお祈りされていかれました。
長い列が稲荷神社の前から消え、
「撤饌」
お神酒徳利の蓋が閉められました。
最後に宮司さんがこのお祭りについて説明くださいました。
今年は、旧正月が2月12日に当るのだそうで、
このお祭りは、旧正月より前に、行うものなのだそうです。
また、この稲荷神社。
平成7年までは、参道の側にあったものを
先代宮司さんが夢のお告げにより、現在の場所に遷座されたとか。
神様にも居心地のよい場所というのがあるのでしょうね。
さて、今度は場所を東の神社に移し、古札焼納が行われました。
注連縄で結界を張られた火の前の祭壇には、燃やすべきお札が並びます。
う〜ん、神棚までありますね〜。
どうして燃やすのかなぁ?
さて、この神事もまず祓いから始まります。
そして、またお神酒徳利の蓋を開け、
祭詞が奏上されます。
そして、次に、お神酒の前にあったお塩を取り、火の周りを清めます。
そして、お神酒徳利の蓋を閉め、火に比婆(ひば)をくべます。
火が大きくなったところで、お札を順次入れていくのです。
さて、この火に、竹筒が並べられます。
これ、何かわかりますか?
なんと、この竹筒にはお酒が入ってるんです。
だいたい、5合くらい入るんだとか。
名づけて、竹徳利?
もちろんお猪口だって竹ですよ。
かわいいぞっ!!(^O^)
かす汁も振舞われます。
あったまる〜〜〜(^o^)
その後、御供撒きが行われるはずだったのですが、
折悪しく、前日の雨で足場が濡れていました。
そこで、撒く・・・というわけに行かず、
「御供配り」に相成りました(^^ゞ
お餅と、コアラのマーチ♪
時間も3時に近いので、おやつにすることに決定!!
今回のお祭りでは、御神酒徳利の蓋の開け閉めが新鮮でした。
でも、神様も短い時間でご馳走を食べちゃわなくちゃいけなくて、
大変ですね。
「あと一口〜〜〜(>_<)」
とおっしゃっておられないことを、心からお祈りします(^。^)
最後に、宮司さんとツーショットで。
どうも、ありがとうございました〜〜〜♪